「 ロクサン・シェルパ 」 体験運転 2014/10/18 & 19
いつかチャレンジと思っていたことが、ついに実現〜〜!!
「
碓氷峠鉄道文化むら 」 に動態保存されている EF63 を
一日事前講習を受けることで、運転することが出来ます!
EF63は、碓氷峠(横川〜軽井沢)で活躍した 専用の補助機関車です。
標高差553mを
急勾配66.7‰が11/2Km続く鉄道史に残る山岳区間です。
「EF63形電気機関車講座」 受講 2014/10/18
午前中は、事務所3F会議室にて座学・・・碓氷峠(横軽)の鉄道史、
粘着式時代の専用電気機関車EF63の特徴・運転基礎講義
昼休は、1F,2Fの展示室で過ごす〜〜
資格習得者(運転経験を重ねると) →見習機関士→補助機関士→本務機関士
とステップアップして、習得度合いに応じて色々操縦させてもらえるのです〜〜
午後は、運転マニュアルDVDを視聴したのち、
基地線の電気機関車EF63に乗り込んで・・・!
運転台は・・・第1エンド(横川側) 第2エンド(軽井沢側) 二ヶ所あります。
横軽運用時は、登坂・降坂ともに第1エンドを使用していましたので
軽井沢に向かう際は、最後尾で機関士が後ろ向きで総括運転していました。
前方の電車の運転士と連絡を取りながら・・・
※本日は、それぞれの運転台で前進推進操作をします〜
機械室の通路は狭い・・・! 各機器を実際に確認・・・バーニヤ(副抵抗器)制御装置
非常解放スイッチ(EmSw) ,低電圧継電器(LVR) ,補助電動空気圧縮機(べビコン) 等
電磁吸着ブレーキ・・・空転・滑走
実際は使用されることはなかった保安装置
空気溜め・・・エアー抜き
空転滑走検知装置(SSR)、過速度検知装置(OSR) を搭載しています。
軽井沢側の連結器は、双頭連結器です〜〜 カッコいい!
電車と連結する密連型と貨車などと連結する自連型が回転切替えられます。
連結ケーブル・エアーホースも沢山!
観光トロッコ列車運行の合間ダイヤでEF63体験運転が実施されます。
切替ポイントは手動式なので、指導員自ら転轍操作に向かいます。
いよいよ、お手本の運転、ロクサン・シェルパ発進です!
☆★ 明日は、いよいよ体験運転で〜〜す! ☆★
修了試験を無事終え、修了証
と 制帽 を頂く!!
( 制帽は、旧国鉄時代のデザインと同様です〜〜 )
「 碓氷峠鉄道文化むら 」
の基地線路への入場および体験運転する際に着用必須となります!
「
碓氷峠鉄道文化むら 」 に隣接した 「
東京屋 」 旅館に宿泊したので、
客室の窓を開けると、文化むら が一望でき、
体験運転するEF−63 12号機が
目の前に留置していました〜〜
廃線になった、横川〜軽井沢 横川駅から熊ノ平(信号所
跡)までの間
上野方面 上り線路 (旧アプト式鉄道線路跡) を 遊歩道化
しています。
体験運転まで、午前中は時間があるので 「
アプトの道 」 を散歩〜〜
「 碓氷峠鉄道文化むら 」 から 「とうげのゆ」^まで 旧上り線路
その途中まで 約400m ( 往復800m ) が
体験運転線路です!
横川駅から
「 碓氷峠鉄道文化むら 」 ^へ延びている線路
EF−63 初運転 !! 2014/10/19 (11:20〜11:50)
前の時間枠が、昨日の講習者なので、見学同乗させてもらい、カメラ撮影を賜り、
自分の運転の際は、ビデオカメラを預けて適当に撮影してもらいました〜〜
< 出区点検 > まずは、第1エンドにて・・・
空ノッチ試験
の為に、制御装置、バーニヤ、AEN の操作。
後進力行 、前進力行 、 発電ブレーキ 其々でノッチのアップ・ダウン操作。
続いて、HB操作をして 通電試験
を実行。
ブレーキ試験は、圧力計を確認しながら感覚で単弁操作中・・・エアーの音が出る場合はヒントに♪
単弁操作中(機関車の空気ブレーキ単独操作で直接的感覚)
自弁(連結された他の車輛のブレーキと自動で連動させる制御弁)は扱いが難しい・・・
エンド交換 機械室のATS車上子とエンド切替の操作をします。
第2エンドも ほぼ同様な出区点検を実施します。
第2エンドから いよいよ軽井沢方面へ、登坂走行からです!
体験運転 初走行中〜〜 我ながら真剣な眼差し・・・
第1エンド 横川方面への降坂走行は、発電ブレーキ推進です。
☆★ 初運転を終えて、満足気な私
・・・ EF63 12号機をバックに ☆★
興奮冷めやらぬ ランチ は・・・ 「 峠の釜めし 」 を 釜のデッキで、釜を眺めながら〜〜
留置線に動態保存されているEF63 25号機、26号機、11号機 (本日のは12号機)
広場に静態保存されている、機関車、客車、電車、気動車、工事車両 多数
アプト式のクラック・レール
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最終更新日 : 2014/10/22