人と犬の「共存スタイル」(自論) 

私は「犬との付き合い方」には、ポリシーがあり、
理想実現を目指して日々努力している!!

犬を我が家に迎えるにあたって・・・何を考え方・行動の基準としたか?!

< ポイント1 > 対象を単なる犬(ペット)ではなく、家族として考える。
すべての行動・付き合い方の本質は、家族「わが子」と置き換えれば、判りやすい。

具体例を言うなら・・・
名前を付ける。一緒に暮らす(室内で)。
愛情を注ぐ(甘やかす・溺愛ではない)。
教育(躾)を徹底する。
保護者として、責任を持つ。
喜怒哀楽を共感する。
・・・等です。

< ポイント2 > 基本はあくまでも「犬」であることを自覚し、見極て対応する。
犬の本能・行動性把握し、犬の健康管理・加齢(成長の速さ)を留意・対処する。

< ポイント3 > 他人(世間一般)・他犬との交流に努め、
犬との生活を自ら楽しみながら、且つ一人でも多くの方にも共感してもらう
ように行動に努め、「社会通念を理想に近づける。」を目標とする。

 

私は一般公園で 「ノーリードで遊ぶ!」 事をポリシーとしている!!

近所の公園では、犬を散歩させに行く場所と言うよりも、
人との交流も含めて、犬と共に遊ぶ、運動する、楽しむ所としているからです。
具体的には、
キャッチボール、サッカー、はもちろん、
公園内のディスクゴルフコースを廻りながらフリスビーキャッチをします。
「かくれんぼ」、「だるまさんがころんだ」をやることもあります。
暑い夏は、水辺で水浴び、雪が降れば「雪合戦」・・・

その様子を見た人はどのように、思うでしょう?!

一見子供と遊ぶ家族のように見えて・・・相手が犬で・・・結構滑稽に感じるかもしれません。
年配のディスクゴルフパーティーに入り込んで同化して見えることもあるでしょう・・・。
サッカー少年達と犬サッカーをすることもあります。

リードを繋いでいたら決してそれらの行為は実行できません。
また人とのふれあい・楽しさの度合いも拡大しません。

そもそも犬をリードで繋ぐ行為そのものは、私にとって、世の親達が公衆で 「幼児と手を繋ぐ」
行為と本質的に同じだと思うのです!!
(幼児が、学習・体験を重ねて、自力で安全かつ迷惑掛けないで行動するようになる事)

もちろん、犬をノーリードで公園デビュー?させるに至るまでは、
地道な躾努力、危険回避学習、迷惑を掛けないかどうか等習熟度に応じて
段階的にチャレンジし、しかも失敗も重ねつつ?・・・が絶対・必要不可欠です!!
段階をステップアップしていく過程も、犬との付き合いの楽しさ(始めは殆ど苦労?!)ですし
クリアする達成感・醍醐味もあります。
逆に言えば、そのような感覚が薄い人、あるいは努力すらしない人は、飼い主としては
相応しくないとも言えます。
 → 「ノーリードが容認される」条件

公園で「犬をノーリードで遊ぶ事」の是非については、意見が分かれる部分があるかと思いますが、

実際のところ、12年以上の実績・経験から言わせてもらえば、
公園でノーリードで遊んでいれば、殆ど毎回、初対面の親子連れや、多くの子供たちに、
犬とのふれあいを求められ、自由に楽しく遊んでもらうと、皆喜んで、感謝の言葉を頂きます。
極まれに(年1回ある程度)、「ノーリードである事」に対するお叱りや、注意を受ける事もありますが、
実際のところ、迷惑を掛けていた訳でもなく、「マナーが悪い」とか、「ルールだとか」を理由にしたり、
あきらかに単に犬嫌いで絡んでくる身勝手な人も確かに存在し、こちらとしても不快な思いを持つ場面も
あるのは事実ですが、それは全体から見れば、数パーセントに過ぎません。
いづれにせよ、誰もいない公園で遊ぶ時より、人との交流が多ければ多いほど、
散歩時間は超過する傾向になるのは確かです。

近年のペットブームや少子化による公園利用者の変化、メディア情報時代による社会環境の変化
あるいは地域格差(都会と郊外)も実感します。
犬との付き合い方そのものについての世間の感覚、大型犬に対する印象など・・・
実際、一般世間の人の目(犬を街中で見かけた時)・対応の変化や、
犬を受け入れる施設・店舗・マンション・宿などの増加、行政サービスの拡大など進んでいます。
例えば、大型犬(ラブラドール)が2頭いても、色が黒い(黒ラブラドールの)方だけが、
以前は第一印象で怖がられることが多かったのですが、ある時期から、黒ラブがメジャーになったら
(有名タレントが飼ったり、CMでキャラクターになった)、その印象は、急に激減しました。
また近年は、公園で「ノーリードの行為に関して」文句を言ってくる人の割合も確実に減ってきています。
ペットブームから、飼えない環境人も「犬とのふれあい」に興味を強く持つようになったり、
「お金を出してでも擬似的体験する」(レンタルペット)が世の中に存在するようになってきたことも
要因のひとつであると想像します。

 一般公園で 「ノーリードで遊ぶ!」行為は、絶対 「良い行為」 であるとポリシー を持って
私は、今後も実行します。文句を受けるより、圧倒的に感謝される実績がある限り・・・・
(言い換えれば、本質的に「悪い事」だと思うのであれば、絶対やりません)
少なくとも、私は、他にノーリードの飼い主を見かけたら、その方も相当の努力をした上で、
責任もって行動していると判断したいです。(あまりにも、迷惑・無責任ならば意見します・・・)

犬を公衆に連れ出した時、ノーリードでも、多くの方が「信頼と言う、見えないリードで繋がっている」
と感じて頂ける事が、真の「マナー」だと、私は言いたい!!
(実際、”見える・感じる人”は、自ら近づいて来て、ふれあいを求められます!)

そして、日常生活 (散歩・買い物・イベント参加・・・)の中において、
一人でも多くの方に、犬との自然なふれあいを楽しんで頂けるように心掛けます!!

また、犬とのふれあい経験不足などで苦手な子供に会ったときは、できるかぎり、
楽しい犬とのふれあいを経験させてあげ、きちんと正しい犬知識を教えてあげる事も
努力もします。
「犬嫌い」より「犬好き」の方が、多くの喜び・楽しさを感じ、心豊かな人生を過せるものと
確信するからです!!

海外では、既に「ノーリードで公園で遊ぶことが」当たり前な理想的なところもありますが、
日本も、そのような日が来ることを望んでいます。