「公衆でノーリードが容認される」 条件 

私は、個人的に(具体的な躾結果として)、下記の条件項目を提起します。

1) 限られた範囲あるいは一定以上の距離をボスである飼い主から離れることがない事。
2) 事前に勝手に入ってはいけない領域(花壇、砂場、草野球場内野、水辺等)を犬自身認識している事。
3) ボスである飼い主が移動すれば、命令しなくても移動する事。
4) 許可を与えない限り、犬自らの意思で他人・他犬に近づく事が無い事。
5) 他人・他犬に対しての喜び表現だとしても、飛びつき・しつこい行動をしない事。
6) 「待て」 「来い」 の号令に如何なる時も従う事。
7) 動くモノや音、他の犬の挑発に、パニック・動揺した行動をしない事。
8) 飼い主は常に犬の動きに目を配り、且つ、自分の犬の性格を熟知し、行動パターンを常に先読みする事。
9) 行動範囲内に他の人や犬を認識した際、速やかに状況判断し、場合によっては呼び戻し、リードをつける事。
10) 異性、同性の犬に対しての反応が異常に敏感な犬を認めた時は互いにリードをする事。
11) 夕暮れ・日没後は、犬が視認できるよう、ライト等の目印を付ける事。

条件がクリアできるまでは、”躾・訓練期間”と飼い主は自覚し、
誰にも迷惑が掛からない状況下で地道な努力に励みましょう!!

 「ノーリード」をするなら、半端な行動を慎み、毅然とした態度で臨みましょう。

ロングリードおよび伸縮リードは、”躾・訓練”時用のツールです。
公衆で使用するのは、中途半端で危険な行為だと思います。