人と犬の「共存スタイル」(海外事例) 

海外には「犬先進国」と呼ばれる国がある。
日本とは、文化・歴史・国民性が違うと一言でかたずけてしまわずに、
良いところは見習い、行政としても取り組んで頂きたいと思う次第です!!

< 例 > ドイツのBH制度
一般の家庭において、家族の一員に犬が加わると、なるべく早い時期に
BHと呼ばれる資格を取得するのが常識化されているようです。
ペットを販売する業者側にも、むやみに商売だけするのではなく、
これから飼い主になろうとする人に、適正な飼育認識をもってもらうよう
指導する責任が課せられています。

BHとは、国が認める資格で、比較的に何処でも何時でも取得ができるようです。

BHを取得する事は、犬に基本的な躾を施すと共に、
犬自身人間との共生に欠かすことが出来ない社会性を身につけさせる事を意味します。

また飼い主側としては、
BHを取得することによりメリットが多々り、普及に一役かっているようです。
●犬に対する税金に優遇措置 (8割引くらいになるとの・・・)
●公共建物への侵入、乗り物を普通に利用できる。(日本ではゲージ等に入れて荷物扱い)
●公園等のパブリックスペースにおいてノーリードが公に認められる。等

BH取得が当たり前 (常識)な社会環境においては、
公共の場において、飼い犬と飼い主に向けられる一般の視線が、
日本とは相当違う社会であることは頷けます。

そのような社会での
マナーとは、犬を飼ったらBHを取得し、
パブリックスペースで堂々とノーリードの犬を連れる事
なのです。

自分自身が理想としている犬と人との共生スタイルは、
遠い幼き日に観ていた海外のTVドラマ 「名犬○○○」的な犬先進国的な社会イメージがあるのかもしれません。
日本でも、かつては 「忠犬○○」なんて実話ができる社会環境だったようですが・・・
時代の流れで、環境・習慣は変化し、法や制度の改革が必要なのです!!