だ っ こ し っ こ
抱っこした状態で、「おしっこ」
をさせる( トイレ便器に向かって )行為を
通称我が家では 「だっこしっこ」
と呼んでいる。
「だっこしっこ」 始めたきっかけ
我が家のワンコは、用足の時、屋外へ行く。
何故か、室内でのトイレは覚えたがらなかった・・・
だから、用足ししたくなると、吠えて知らせるので、玄関から庭に出してやる。
すると、勝手に庭のいつもの場所へ行ってスッキリして、戻ってくる。
玄関前で 「ワン ! ! ( =入れて ! ! ) 」
一回吠えて知らせる。
なかなか戻って来ない時は、用足しついでに庭で遊んでいる
? ! ( 特にノルテ )
暫くしてようやく玄関前に戻って来て、一回吠えて知らせてきても、無視してやる。
すると、間をあけて先ほどよりちょっと強めに吠えて、入室催促する。
それでも、無視続けていると、吠えて要求する間隔が短くなり・・・強く主張し始める。
さらに、無視していると、今度は遊んでいた事を反省したような、情けない感じの吠え方になる
! !
連続吠えで、近所迷惑にならない前に玄関の中へ入れてやる。ちょっと小言を言いながら・・・。
一方、マリーは・・・
玄関から外へ出ると、玄関前のステップを一段降りて、コンクリートの犬走りから
土の庭向かうのだが、16歳を過ぎた頃からは、後ろ足の脚力が弱まり、
一段のステップ降りが、危なっかしくなった。
また、庭に行って用を足しても、目が良く見えないのか、戻って来れず、
庭のコーナーや植え込みで立ち往生したりする事が多くなった。
高齢犬は、用足しも頻繁になってくるので、たとえ寒い冬の夜中・明け方でも、
介助の手を添えながら一緒に外へ出る必要が発生してきた。
外へ出せば、戻ってきた時、脚を洗わねば室内には入れられない。
人もそれなり(身なり防寒)の服装でなければ、屋外へは出られない。
そんな事を、苦労して繰り返していくうち、ステップ降りの手助けの際
抱きかかえて、土に脚が着かない様に運んであげている途中で、
下腹を圧迫していたからか?
限界で間にあわなかったのか・・・抱えている状態で
用足ししてしまった ! !
これ以後、同じ様なタイミングで抱えてあげると用足しするようになってきた。
ならば、いっそ外へ出なくても・・・、
屋内人間用トイレに連れて行き、やってみたらと思ってチャレンジしてたら、
なんと上手くいった ! !
現在実際の 「だっこしっこ」 の流れ
( 手順 )
@ マリーが 用足しの要求
「ワン」 の吠え方が頻繁になり、いかにも 「行かせて〜〜」 な感じになる。
A 用足し要求の確認
マリーに向かって 「しっこ行く?! 」 と問いかけると、用足ししたい場合
切羽詰った感じの吠え方をしたり、尻尾をバンバン振る ! !
B 一旦先にトイレに向かい(
廊下等の照明をつけながら )、様式トイレの蓋・便座を上げ
トイレ扉を開放し、戻ってくる際、歩行通路上の障害物 (
躓き、滑り防止の確認 )排除をする。
C マリーの胸部下に左手を廻し、首根っこを右手で掴み起こしてあげ、介助誘導する。
歩行は、極力自力を出すように仕向けるが、起抜けはヨロヨロして補助の手に体重をかけてくる。
※ 首根っこは、年齢と共にたるみが出来て、所謂猫掴みが出来るようになっている
! !
※ 中腰、無理な体勢は、腰痛を引き起こすので介助人も要注意です。
D トイレ前に、約30歩で到着すると、その後トイレ便器にターゲットを合わせ、抱っこする。
E 抱っこ状態で、2回上下に揺らしながら、「 い〜よ〜 」 と促すと、用を足してくれる。
F 用が済む( 放出完了する ) と、尻尾を左右に振って知らせてくれる。
G その後、元の場所に、体力の調子がよければ介助歩行で、悪い時は抱っこのまま戻る。
H 後始末・・・
トイレの水洗、およびターゲットを外れた分の簡易お掃除・・・等
ポイントとしては、
● 介助歩行を極力自力を出させるようにする事。
● 抱っこするタイミング(
マリーとの呼吸を合わせる・・・ )
● 出来る限りターゲットに近づいた場所で、かつ放出軌跡を計算して抱っこする。
パーフェクトでイベント完了すると、マリーも私も爽快です
! !